<食品業界>高温殺菌処理を施す製品の印字トラブル&プリンタトラブルを大幅削減
~PE、PET素材のパウチ惣菜の袋に賞味期限を印字~
フレッシュサラダや煮物などのパウチ袋入り惣菜を製造している食品メーカー様は、賞味期限の印字に他社製インクジェットプリンタを使用していました。
パウチ袋入り惣菜は内容物を充填したあと約90℃のお湯に数10分間浸けて高温殺菌されるため、消えてはいけない賞味期限の印字用インクには耐高温加熱性と耐温水性が必要でした。また、製品が店頭に並べられる際、アルコール消毒されたり、作業者の手にアルコール消毒液が付いていることが多いため、「消えない賞味期限」の実現には、アルコールが触れても印字が落ちない耐アルコール性も必要でした。
その時使っておられたインクはこの3つの性能<①耐高温加熱、②耐温水、③耐アルコール>を備えていましたが、扱いづらい顔料系黒インクだったので、プリンタを安定稼働させるためのメンテナンスの手間とコストが非常に負担になっており、困っておいででした。