有規則非該当およびケトン非含有のエタノールベース汎用黒インク『1BK101』の販売開始についてご案内します。
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1BK101は身体に優しいエタノールベースの汎用黒インクで、食品やハウスホールド製品、医薬品等、多様なアプリケーションへの印字に適しています。このインクはPVC、PET、 ナイロン等の幅広いプラスチック素材やガラス、紙箱、金属にも優れた接着性を示します。また、MEKおよびケトン非含有なため、健康への悪影響や臭いが少ないことも特長です。
1BK101は世界各地で多数の導入実績を持つ旧Aシリーズ向け191BKおよび旧Aシリーズi-Tech向け1BK001と同等インクです。
Axシリーズ向けエタノールインク1BK104と異なり、1BK101はi-TM交換頻度が12か月毎で、Ax150iでも使用可能です。
主な特長
・有規則非該当およびケトン非含有、エタノールベース・インク ★局所排気不要★
・多様な素材に優れた接着性を発揮
・ハウスホールド製品や医薬品などへの印字に最適
・★ほぼ無臭★ 健康への悪影響や臭いが少ない
・メークアップ(インク薄め液)の消費量が少ない
印字性能
・プラスチック、ガラス、金属にも良接着
・乾燥時間4~5秒 /周辺温度での非多孔質素材
・優れた耐光性- ブルーウールスケール 6~7 (印字対象の材質による)
MEKフリーインクの安全性について
近年、有機溶剤中毒予防規則(有規則)などの法規制に対応するためのコストや取扱いの手間の軽減、作業者ための安全対策などから、MEK等の有機溶剤を使用しないインクへのニーズが非常に高まっています。
しかし、有規則の規制対象リストには載っていないけれども、同等の有害性を持つ溶剤が使われているインクもありますので注意が必要です。
安全性に配慮が必要なMEKフリーインク(有規則非該当インク)の溶剤例
※TLV-TWA…8時間/日、 40時間/週の労働時間中、連日繰り返し暴露されても健康上の悪影響を受けない時間荷重平均濃度
弊社では、お客さまが製造現場で使用されているインクの危険性を正しく理解し、適切な予防措置と対策を取っていただけるように、主要IJPメーカーのMEKフリーインク(有機則非該当インク)の安全性を分かりやすい資料にまとめました。
新インク「エタノールベース汎用黒インク『1BK101』」およびMEKフリーインクの安全性についてご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。