レーザーマーカーは金属や樹脂、プラスチック、紙箱/紙ラベル等へ、レーザービームで印字対象物の表面を熱変化させてマーキング(印字,刻印,彫刻) ・加工します。印字対象物に彫り込みを入れるため使用期限、日付、ロット番号、製造所記号などの消えない印字が可能です。また部品やシート状のものに切り込みを入れたり、繰り抜き・穴あけ加工や表面塗装・被覆の剥離などの加工用途でも使用されます。
CO2レーザーマーカー (レーザー刻印機/彫刻機/加工機)
CO2レーザーマーカーの仕組み
CO2レーザーとは、二酸化炭素(炭酸ガス)を活性化させて遠赤外の発振線を出力する仕組みで、用途により連続波や高出力パルス波を作り出す事が可能です。レーザビームの照射により印字対象物の表面を熱エネルギーにより変形または剥離させてマーキング(刻印)します。
印字対象に非接触でマーキングでき、一度マーキングすると消えないため、電子部品や精密機器、厳格なトレーサビリティを必要とする医薬品などへのマーキングに適しています。
また、プラスチック素材など非金属の切断、切り込み、穴あけ用途でも使用されます。
レーザーマーカーによる食品/飲料/化粧品パッケージへの印字の特長
主な対象材質:紙、樹脂、ガラス、セラミック
●透明体へも吸収される波長により、フィルムやPETボトル等へのマーキングやカット/切り込み加工等にも使用されます。
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