<食品業界>紙箱印字用のインクジェットプリンターを替えてメンテナンスの手間とコストを大幅削減
~ピエゾ式プリンターよりカートリッジ式プリンターで簡単メンテナンス~
ある化粧品メーカー様は、化粧箱用の内箱*に他社製ピエゾ式インクジェットプリンターで5桁のロット番号を印字していました。
*製品輸送時に使われる、製品が入っている化粧箱を複数個まとめて入れる紙箱のこと。
ピエゾ式インクジェットプリンターは主に紙箱や段ボールへのマーキングに使われるプリンターで、連続式インクジェットプリンター(CIJP)に比べて大きなサイズの印字ができ、150~600dpiといった高解像度で読みやすい印字が出来ることが特徴です。
しかし、そのピエゾ式インクジェットプリンターは移動時の振動によるインク経路へのエア混入が原因で文字カスレが頻発しており、印字カスレ防止のため毎日起動時に必ずプリントヘッドのメンテナンス作業(パージ、エア抜き)をしなければならず、作業負担が非常に大きく大変お困りでした。またその作業で黒インクが垂れて製造現場を真っ黒に汚してしまうといった問題も起こっていました