●部品の重量バランスを変えられないためレーザーマーカーで打刻(刻印)ができない
●複雑な形状の部品に印字(彫刻)がしたい
●内装に使用する布材や不織布へ印字(マーキング)がしたい
●コントラストが必要、視認性の高い印字がしたい
●曲面や凹凸があってレーザーマーカーでは印字できない
複雑な形状や、表面に傷をつけられない自動動車部品・精密部品などへの印字(刻印,マーキング,彫刻,打刻)には
産業用インクジェットプリンターがおすすめです!
波長によって印字可能な素材が限られているレーザーマーカーとは異なり、インクジェットプリンターは使用するインクを変更するだけで、金属、樹脂、PE・PPを含むプラスチック、ガラス、紙などあらゆる素材へ印字が可能。
凹凸面や曲面への印字も得意とするため、あらゆる形状の部品へ印字できることも大きな特徴です。
インクジェットプリンターは部品に傷をつけずに印字ができるので、ひずみやクラック、表面の削りかすの発生を防止します。部品の重量バランスの変化が厳禁とされるエンジンパーツなどの精密部品への印字にも採用されるお客様が増えています。
メッキ加工や塗装が施されている場合、レーザーマーカーで印字すると、メッキや塗装膜がはがれ塩水試験等で錆びたり、金属が腐食してしまうケースもあるので注意が必要です。腐食耐性が求められる印字にはインクジェットプリンターをおすすめします。
レーザーマーカーは表面に彫り込みを入れて印字するので、素材によっては印字の視認性が低いことがあります。視認性が低いと人の目で確認しづらいのは勿論ですが、画像検査装置が印字箇所を認識できず、印字内容の正確な読み取りができない場合もあるので注意が必要です。
インクを使用して印字するインクジェットプリンターは黒色インクだけでなく、白色や黄色のインクも取り揃えているので暗色部品への印字でも高い視認性を発揮します。
《導入例》
・変速機の電磁鋼板への印字
・エンジンピストンのベアリングへの印字
《導入例》
・CVTベルトへ型式・マークの印字
・不織布製のフィルタ濾材への英数字・ロゴ印字
《導入例》
・熱交換部品用アルミタンクへロット印字
《導入例》
・ケーブルやチューブへロット番号、連番印字
・黒色の樹脂製ホースにロット番号印字
印字内容や部品の素材、使用環境、製造工程など、お客様のご要望や印字前後の条件等をヒアリングし、最適なインクをご提案。「落ちない印字」を実現します。
弊社では産業用インクジェットプリンターだけでなく、レーザーマーカーの取り扱いもあります。
カタログダウンロードは下記フォームに必要事項をご記入のうえ、『内容を確認する』ボタンを押してください。
お手数ですが、現在ご使用されている産業用インクジェットプリンタ/マーキング装置についてのアンケートにもご回答をお願いいたします。